仙台一中・仙台一高の起源
仙台一中・仙台一高の起源は、元文元年(1736年)仙台藩(五代 伊達吉村公)の藩校・明倫養賢堂に遡る。明倫養賢堂は明治維新の後、宮城英学校・東華学校などと校名改称され、明治25年(1894年)宮城県仙台第一中学校に、そして現在の宮城県仙台第一高等学校へと繋がっていく。
柔道部の誕生
仙台一高図書館保存資料によれば、明治30年(1987年)、仙台市南六軒丁に柔道室および雨天体操場が竣工、楽友会の中に撃剣部「柔道部」の文字が見られる。これをもって仙台一中・仙台一高柔道部の始まりとし、マッカーサー司令官の武道禁止令(昭和20年から25年)の期間があるとしても、仙台一中・一高柔道部活動の歴史は110年を超えたことになる。
柔道部の戦績
仙台一中・一高柔道部の戦績には、輝かしいものがある。
昭和2年に全国柔道大会で優勝、昭和27年には全国大会第3位、昭和33年には、宮城県大会、東北大会で個人・団体を制覇している。
また、昭和39年、42年、62年の宮城県大会個人戦優勝や、宮城県仙塩リーグ4連覇などの実績がある。
一二高柔道定期戦
仙台一高、仙台二高の柔道定期戦は昭和27年に始まり、60年を超える。平成30年5月の定期戦の勝利により、過去の戦績は仙台一高の68勝4分け52敗となる。